美に執着しない
このブログのタイトル『諸行無常の美容道』ってイカツイ感じですが、「美は無常だと受け入れながらも、ナチュラルな美しさを引き出そう」という意味が込められてます。
人の心も身体も日々変化します。一日一日、老いは止められません。
自分の心や身体であっても、コントロールすることはできないのです。
一生懸命努力して美しい肌を手に入れても、翌月にはストレスでニキビだらけになっているかもしれない。
いくらアンチエイジングに力を入れたって、ずっと17歳の姿のままでいることは無理です。
自分の意思とは無関係に、心も身体も「自然」の摂理の中で変化していきます。
その自然の流れに逆らおうとするから、苦しくなるのです。
心と身体の自然の流れを受け入れましょう。
老いることに逆らわない。
自分の欲望通りの美しさに執着しない。
完璧な美など、永遠の美など存在しないから。
「美への執着を手放す」ことは、美容もファッションも気にせず、だらしなくズボラでいいという意味ではありません。
自ずから然らしむる変化の中で、その瞬間瞬間の美しさを引き出そうとする姿勢が、人間としての輝きに繋がるのではないでしょうか。
それこそ「自然」の美しさだと思います♡
桜は、散りゆく定めと知って花を咲かします。
蕾のまま散る花もあるでしょう。
はかなくともそこに一瞬の力強さを見る。
それ故、桜は甘美なのです。
美は無常なり。そこに真の美しさあり(*^^*)
ありのままの自分を受け入れる
もっと目が大きければ...
脚が細く長ければ…
綺麗な肌ならば…
容姿だけでもコンプレックスを数え上げれば切りがない。
それに加えて仕事や収入や家庭環境や学歴や、劣等感はいくらでも膨らませられます。
私はいつも、自分を変えたくてもがいてきました。
ダイエットして体型を変えよう。
スキンケアやメイクで顏を変えよう。
ネガティブで不安だらけの性格を変えよう。
話し方を変えよう。
服装を変えよう。
環境を変えよう。
別人のように生まれ変われれば、自信が持ててきっと苦しみから抜け出せる。
でも、うまくいかない…
どんなに努力しても、「自己逃避」が根本的な原動力だと、どこかで必ず辛くなってしまいます。
自分から抜け出して、他人になることは無理なんです。
挫折を経験してようやく気付けたのは、「ありのままの自分を受け入れる」こと。
美人じゃなくても、立派じゃなくても、評価されなくても、背伸びしなくていいんです。
重要なのは、弱さも苦しみも受け入れて、そんな自分に気付いてあげること。
自分を否定もせず正当化もせず、ただありのままを受け入れてあげれば、心は穏やかになれます。
穏やかな心でいられると、自分にも他人にも自然と優しくなれるものです♡
自分を変えなくてもいいんだと、教えてくれた本。
小池龍之介著『ありのままの自分に気づく』
仏教の観点から、素の自分で生きる事で心の問題を克服する方法を説いていらっしゃいます。
自分を愛せなくてもいい。それでもありのままの自分で生きよう(*^^*)
自分嫌いの原因
自分を好きになるって難しい。
私は子供の頃から、自分が大嫌いでした。
外見も内面も。境遇も環境も。
自分を自分として成り立たせているものすべてを、受け入れられずにいました。
特に容姿コンプレックスは酷くて、自分の姿を人に見られたくなくて、外に出られない時期もありました。
自己肯定ができない原因は、幼少期の環境が影響していることが多いです。
親や周囲から、無条件に愛情を注がれた経験がないと、自分は価値のある存在なのか不安になってしまいますよね。
「自分は醜いから愛されない」とか「良い人じゃないと、立派じゃないと、認めてもらえない」とか思ってしまうわけです。
辛ければ辛かった程、子供の頃の体験は忘れてしまうものです。
何が原因かわからないまま、大人になっても潜在的に自分を否定してしまう。
無理して思い出して苦しくならないでもいいんです。
ただ、「自分を認めてあげられない程、辛かったんだなぁ」って、気付いてあげましょう。
それだけで、心はだいぶ楽になるはず。
大丈夫♡
私たちはもう子供じゃないから、自分で自分のことを認めてあげて、受け入れてあげることができます。
私が自分嫌いを克服した、具体的な美マインド
①ありのままの自分を受け入れる
②美に執着しない
③短所を短所で終わらせない
④無条件の承認
⑤人と比べない、過去と比べない、未来を夢想しない
⑥心と身体の声をよく聴く
⑦今に感謝する
心理学、精神医学、哲学、自己啓発、仏教、美容、etc. いろんな分野から学び、自分なりに見つけた美マインドを、次回から少しずつ具体的にご紹介したいと思います。
辛いこと嬉しいこと、すべてあっての自分(*^^*)
「美」とは何か。
女性なら誰もが少なからず美への願望を持っているでしょうが、「美しさ」の基準は何なのでしょうか。
大きな目?高い鼻?細長い脚?引き締まったウエスト?シミやシワがない素肌?
大切なのは、1つの価値観に縛られないこと。
自分の勝手な色メガネで自分を見ない。
人が違えば、国が違えば、時代が違えば、好みも価値観も違う。
アジアンビューティーもあれば、ブロンドキューティーもある。
ぽっちゃりしてモテないキャラのお笑い芸人が、アフリカでは美しいと絶賛されおかしな位モテたという話もあります。
美もそれぞれの価値観でしかありません。
たった1つの価値観だけで自分を評価しないこと。
目が小さいから自分はブスと決めつけないこと。
努力して自力で目をパッチリさせる方法はたくさんあります。
でも目を大きくする事だけに捉われないで。
苦しくなるだけ。
目が小さければそれを活かした愛らしいメイクや似合うヘアスタイルを見つけましょう。
鼻が低ければそれを活かした優しいメイクを。
顔が大きければヘアスタイルで工夫する。
脚が短ければコーディネートで。
自分を見つめて、客観的な自分の姿をまずは知りましょう。
ありのままの自分を活かした美しさが、きっとその先に見つかるはずです。
心も体も楽に楽しく美しく(*^^*)
はじめまして。
ご訪問いただきありがとうございます。
思春期からずっとコンプレックスの塊で自分が大嫌いで、無理なダイエットで身体がボロボロになったり、自分嫌いを克服するために様々な本を読んだり、心身共に変わりたくて10年以上もがいてきました。
美容を研究しながら自分と向き合い、少しずつ自分が好きになりモデル活動(趣味ですが)ができるまでに至りました。
私が辿り着いた、ナチュラルメイク、肌断食、持続可能な健康的ダイエット、コンプレックス克服法など、心と体のありのままの美しさを引き出す美容法を書き留めたいと思います。
人の心も体も日々変化します。一日一日、老いは止められません。
一生懸命努力して美しい肌を手に入れても、翌月にはストレスでニキビだらけになっているかもしれません。
ダイエットして10kg痩せても、あっという間にリバウンドするかもしれないし、栄養が足りずにホルモンバランスを崩してしまっているかもしれません。
美も無常なのです。
美に執着せず、醜を無視せず、客観的にありのままの自分を受け入れ、今の自分に感謝する事が、真の美しさに繋がると思います。
自信が持てなかったり、自分が嫌いだったり、綺麗になりたいけどうまくいかないと悩んでいる方々に、私の経験が少しでもお力になれれば幸いです。
いつでも微笑みを(*^^*)