美に執着しない
このブログのタイトル『諸行無常の美容道』ってイカツイ感じですが、「美は無常だと受け入れながらも、ナチュラルな美しさを引き出そう」という意味が込められてます。
人の心も身体も日々変化します。一日一日、老いは止められません。
自分の心や身体であっても、コントロールすることはできないのです。
一生懸命努力して美しい肌を手に入れても、翌月にはストレスでニキビだらけになっているかもしれない。
いくらアンチエイジングに力を入れたって、ずっと17歳の姿のままでいることは無理です。
自分の意思とは無関係に、心も身体も「自然」の摂理の中で変化していきます。
その自然の流れに逆らおうとするから、苦しくなるのです。
心と身体の自然の流れを受け入れましょう。
老いることに逆らわない。
自分の欲望通りの美しさに執着しない。
完璧な美など、永遠の美など存在しないから。
「美への執着を手放す」ことは、美容もファッションも気にせず、だらしなくズボラでいいという意味ではありません。
自ずから然らしむる変化の中で、その瞬間瞬間の美しさを引き出そうとする姿勢が、人間としての輝きに繋がるのではないでしょうか。
それこそ「自然」の美しさだと思います♡
桜は、散りゆく定めと知って花を咲かします。
蕾のまま散る花もあるでしょう。
はかなくともそこに一瞬の力強さを見る。
それ故、桜は甘美なのです。
美は無常なり。そこに真の美しさあり(*^^*)