ありのままの自分を受け入れる
もっと目が大きければ...
脚が細く長ければ…
綺麗な肌ならば…
容姿だけでもコンプレックスを数え上げれば切りがない。
それに加えて仕事や収入や家庭環境や学歴や、劣等感はいくらでも膨らませられます。
私はいつも、自分を変えたくてもがいてきました。
ダイエットして体型を変えよう。
スキンケアやメイクで顏を変えよう。
ネガティブで不安だらけの性格を変えよう。
話し方を変えよう。
服装を変えよう。
環境を変えよう。
別人のように生まれ変われれば、自信が持ててきっと苦しみから抜け出せる。
でも、うまくいかない…
どんなに努力しても、「自己逃避」が根本的な原動力だと、どこかで必ず辛くなってしまいます。
自分から抜け出して、他人になることは無理なんです。
挫折を経験してようやく気付けたのは、「ありのままの自分を受け入れる」こと。
美人じゃなくても、立派じゃなくても、評価されなくても、背伸びしなくていいんです。
重要なのは、弱さも苦しみも受け入れて、そんな自分に気付いてあげること。
自分を否定もせず正当化もせず、ただありのままを受け入れてあげれば、心は穏やかになれます。
穏やかな心でいられると、自分にも他人にも自然と優しくなれるものです♡
自分を変えなくてもいいんだと、教えてくれた本。
小池龍之介著『ありのままの自分に気づく』
仏教の観点から、素の自分で生きる事で心の問題を克服する方法を説いていらっしゃいます。
自分を愛せなくてもいい。それでもありのままの自分で生きよう(*^^*)