無条件の承認
自信がある人も無い人も、他人からの承認を求めてしまうものです。
自分には価値があると思い込んでも、「自分の存在価値」や「自分の生きている意味」は○○です、と断言することは決してできません。
どんなに自分は正しいと思っても、ある人からすれば間違いかもしれない。
価値観がこれだけ多様化している今、「綺麗な容姿があれば、良い大学良い会社に入れば、仕事で成功すれば、結婚できれば、子供がいれば、私は価値のある人間だ」とは言いきれないのです。
その不安があるから、他人や世間からの評価を過剰に気にしてしまう。
認めてもらおうと背伸びをしたり、自分磨きや自己実現を追い求める。
良い人間になろうとすればする程、自分を見失ってしまうのです。
褒められてもけなされても、いちいち心を惑わされないでいましょう。
すべては「無常」だから。
「綺麗だね、オシャレだね、優秀だね」と言われても、自分そのもののことを無条件で承認されているわけではありません。
たまたまその時の外見であったりセンスであったり成績であったり、自分の一部分が褒められているにすぎないのです。
けなされても同じこと。
外見や性格をけなされても、自分そのものが無条件に非難されているわけではありません。
「自分の存在自体が嫌だ」と思ったとしても、「自分の存在とは何か」に明確な答えはないから、存在そのものを否定することは誰にもできないですよね。
外見も、性格も、感情も常に変わっていきます。
その「無常」を受け入れてしまいましょう。
「自分の価値などわからなくて当たり前」
「生きる意味などなくて当たり前」
それでいいんです。
ステップアップしなくても、自己実現できなくても、無条件に自分を承認してあげましょう♡
迷う時も、うまくいかない時も、イライラする時も、嫉妬する時も、自分の感情をただ無条件に受け止めてあげよう。
そうすることで、尖った心が、丸く穏やかに温かくなっていきます。
すべては、すべてを受け入れることから(*^^*)