諸行無常の美容道~自分が嫌いで泣いてた私がモデルをできるまで~

心と体のありのままの美しさを引き出す美容法を日々研究。自信を持つための美マインド、肌断食、持続可能なダイエット法など、コンプレックスを克服し自分らしく生きるまでの道のりを紹介します。

​​【運命を変える美言葉】ホ・オポノポノ

ホ・オポノポノってご存知ですか?

100%自分原因説を基本とする、ハワイの伝統的な問題解決法です。

「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」を唱えるだけで、潜在意識をクリーニングしていきます。

道端ジェシカさんや菅野美穂さんも実践しているそうです。

お二人とも見た目の美しさはもちろん、しなやかでポジティブな心の美しさが溢れている素敵な女性ですよね♡


何か出来事が起こった時、ポジティブに捉えるかネガティブに捉えるのかは、自分の潜在意識がそれを決めます。

不安な感情や過去の嫌な記憶があると、物事を悪い方向へと導いてしまいます。

ホ・オポノポノでは、人生で起きる良いことも悪いことも、すべて自分の潜在意識に原因があると考えます。

潜在意識をクリーニングし、悪い感情や記憶を手放すことで、すべての物事を好転させていくのです。


仏教でいう「業(カルマ)」の概念と似ています。

仏教で、潜在意識を手放し無我の境地に辿りつくには修行が必要ですが、ホ・オポノポノではとても簡単な方法で心のクリーニングを行います。

「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」を唱えるだけ。

声に出さなくとも、心の中で唱えるだけで効果があります。


ハレアカラ・ヒューレン 著『たった4つの言葉で幸せになれる!心が楽になるホ・オポノポノの教え』

たった4つの言葉で幸せになれる!心が楽になるホ・オポノポノの教え

たった4つの言葉で幸せになれる!心が楽になるホ・オポノポノの教え

 

 
本当かなぁ?って懐疑的になるかもしれませんが、私はかれこれ3年以上続けていまして、効果を感じています。

昔は毎日、「疲れた」「もう嫌だ」「死にたい」などのネガティブな言葉を使っていましたが、とにかく「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」と心で唱えていると、自然とネガティブな言葉や感情が減っていきました。

ストレスを感じたり不安になる時も、心の中で綺麗な言葉を唱えていると、不思議と心が静まり、尖った感情が丸くなっていくのです。

家庭の問題や自分自身の病気など、悪い事柄も少しずつ好転していきました。


今は自分の心の状態に合わせて、唱える言葉を変えています(ホ・オポノポノのやり方に背くのかもしれませんけど…笑)。

「ありがとう」「愛してるよ」「愛されてるよ」「信じているよ」「許してあげて」「素敵だよ」「大丈夫だよ」「いつも笑顔」「すべてを受け入れる」「すべてに幸せを」と、バリエーションを増やして自分自身に声を掛けています。


正しい敬語ですとか、丁寧な言葉遣いも品のある美しさには必要ですが、まずは何より自分自身の心に綺麗な言葉を掛けてあげてください♡

 

言霊を味方に、本当の自分に出逢う(*^^*)

運命を変える5ステップ

ありのままの自分を好きになるための美マインドをご紹介しましたが、心の持ち様をいきなり変えるのは難しいことかと思います。

私も、頭ではわかっていても、心からコンプレックスを捨て去ることはなかなかできなくて、調子が悪い時は自己嫌悪でパニックになってしまうこともありました。


マザー・テレサが残した名言にこんな言葉があります。

 
『思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。 

 言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。

 行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。

 習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。

 性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。』

マザー・テレサ


「思考」がやがて「運命」を変えていくその過程には、「言葉」・「行動」・「習慣」・「性格」の段階的な変化が存在します。

思考を変えることだけではなく、言葉・行動・習慣・性格に意識を向けることも、自信を持ち美しい人生を歩んで行くために必要なのです。


人生は毎日の積み重ね。

日々のちょっとした意識が、人生を豊かなものにしていきます♡

毎日を幸せにするための美ステップを次回からご紹介していきたいと思います。


意識を変えると、人生が変わる(*^^*)

今に感謝する

感謝しなさいとよく言われますが、「感謝」とはただ「ありがとう」と表面的に言うことではありません。

「ありがとう」とは「有り難し」と書き、なかなかありそうにないことが起きて嬉しいと感じる気持ちのことです。

誰かのおかげであったり、神秘的な力であったり、自分の力だけでは成し遂げられない物事であると気付くことが「感謝」なのです。


生きることが苦しかった頃、感謝することなんて到底できませんでした。

自分が嫌いで、心も身体もボロボロで働くこともできなくて、どうにかしなきゃと思ってもどうすればいいのかわからなく、ただ泣いていた私は、神様を恨んだりもしてました。

なんで私だけこんな目に合わなきゃいけないんだろう、と。


苦しい時は嫌な事柄にしか目を向けられなくて、余計苦しくなります。

苦しい気持ちを受け入れたら、自分が持っているものや培ってきたものに目を向けましょう。

どんな境遇の人間でも、何かしらのものを持ち、少なからず周囲に支えられ、社会にお世話になり生きているものです。

自分が今ここに存在することは「有り難し」ことと、気付けるかどうか。


同じような容姿や環境や収入があっても、ある人は幸せだといい、ある人は不幸だと言います。

不足しているものに目を向けるか、今の自分にあるものに気付けるかどうかで、人生は変わってくるのです。


般若心経に、「色即是空」という言葉があります。

「色(目に見えていること)はすべて空(ゼロ)である」、つまりこの世に起こる事象に、確たるものなど一つもないという意味です。

何事も、自分の捉え方次第で変化してしまう。

幸せも不幸も存在しないのです。

人生は思い通りにはなりませんが、その人生を幸せと捉えるか不幸と捉えるかは自分次第なのです。


ただ、今あるものに目を向けるとしても、人と比較して自分は幸せだと思うことは本当の幸せとは違います。

「生きたくても病気で生きられない人もいるんだから、生きられるだけ幸せだ」

「アフリカの難民に比べたら自分は恵まれてる」

「障害がある人、家がない人、職がない人に比べたら、マシだ」

こういう考えは相手を見下し、自分が優位だと思いこみたいだけです。

幸せとは相対的なものではないのです。


今の自分が持っているもの、恵まれているもの、周りにいてくれる人、人生におけるすべての「縁」に気付けるか。

自分がこうして生きていることが「有り難し」ことと、気付けるか。

どんなに苦しいことがあっても、それがあったからこそ今の自分がいます。

今日まで生きてこれたこと、今日を生きれることに私はようやく感謝できるようになりました。


幸せは努力して掴むものじゃなく、今に感謝すること(*^^*)

心と身体の声をよく聴く

自信が無く不安定だと、何かに依存して生きていく方が楽なように思われます。

親だったり恋人だったり子供を基準にして共依存してしまったり、または酒やギャンブルや買い物やネットやお菓子に依存して、自分の心の弱さを紛らわそうとしたり。


壮絶な辛苦の渦中では、それが生きるための逃げ道の場合もあるでしょう。

心が粉々になるのを防ぐために、しょうがなく起きてしまうこともあるでしょう。


それでも、自分を罰さないでください。

「自分は弱く小さい人間だから醜い生き方しかできない」などと思ってしまうと、自信が更に失われ、結局何かに逃げることでしか自分を保てなくなります。


逃げても逃げても、自分からは逃げられず、負の無限ループにはまってしまいます。


自分はダメダメだなぁって思った時は、まずそんな自分を許してあげてください。

「逃げてしまうほど苦しかったんだね」と受け入れてあげる。

そして自分の心と身体の声によく耳を傾けてください。

なぜ苦しいのか、何が嫌なのか、どうしたいのか、休みたいのか、眠りたいのか、食べたいのか。


自分以外の何かを基準にしてしまうと、その誰かの意見だったり世間体だったりに縛られて生きることになります。

自分の気持ちが置き去りにされます。


しかし、好調な時も不調な時も、常に自分の心と身体の発するサインに意識することで、今の自分に本当に必要なものが何かを感じ取れるようになります。

「直観」が研ぎ澄まされるようになるのです。


新たな人生を切り開いていく時に、最終的に頼りになるのは自分の「直観」です。

自分を卑下することなく、何かに依存することなく、ありのままのクリアなマインドによって導かれた道こそ、自分らしい人生なのではないでしょうか♡

自分自身で決断したことならば、それがどんな結果であれ、納得できるはずです。


本当に大切なことは、心と身体で感じられる(*^^*)

人と比べない、過去と比べない、未来を夢想しない

自分が嫌いで自信が無くてどうしようもなかった頃、綺麗な人や自信がありそうな人と話すのが苦手でした。

自信があっても傲慢ではなく、性格も明るくて優しい相手であればあるほど、「この人は外見も性格も良いのに、それに比べて私は競争心や劣等感で心が縮こまってなんて醜いんだろう」と自己嫌悪の渦に飲まれていきました。


自分の価値がわからず存在がグラグラしていると、今の自分ではなく別の何かを基準に生きてしまいます。

他の誰かだったり、過去の栄光だったり、未来の理想の自分だったり。

あの人はすごいのに。

あの時は良かったのに。

あと十年もすればきっと私だって。


私たちは「今」しか生きれません。

今の身体で、今の心で、今の自分で、この瞬間瞬間を生きています。

誰かを基準にしても、過去にしがみついても、未来にすがりついても、自分の力でどうしようもできない事柄に心を囚われ苦しくなるだけです。


綺麗な人は綺麗だし、優秀な人は優秀だし、恵まれてる人は恵まれてる。

自分とのギャップにどんなに苦しんだって、自分が自分なのはしょうがないこと。

自分として生まれ、今の自分がいることは、自分の「業」に従い起こるべくして起きたことだから。


持って生まれたもの、経験してきたもの、感じるもの、それらすべてがあなたという存在を成り立たせています。

あなたという存在は、あなたしかいないのです。


今のありのままの自分を受け入れ、今を大切に生きる。

それが私たちが歩める幸せへの道ではないでしょうか♡


"May you be content with yourself just the way you are. "(マザー・テレサ

あなたは、あなたであればいい(*^^*)

無条件の承認

自信がある人も無い人も、他人からの承認を求めてしまうものです。


自分には価値があると思い込んでも、「自分の存在価値」や「自分の生きている意味」は○○です、と断言することは決してできません。

どんなに自分は正しいと思っても、ある人からすれば間違いかもしれない。

価値観がこれだけ多様化している今、「綺麗な容姿があれば、良い大学良い会社に入れば、仕事で成功すれば、結婚できれば、子供がいれば、私は価値のある人間だ」とは言いきれないのです。


その不安があるから、他人や世間からの評価を過剰に気にしてしまう。

認めてもらおうと背伸びをしたり、自分磨きや自己実現を追い求める。


良い人間になろうとすればする程、自分を見失ってしまうのです。


褒められてもけなされても、いちいち心を惑わされないでいましょう。

すべては「無常」だから。


「綺麗だね、オシャレだね、優秀だね」と言われても、自分そのもののことを無条件で承認されているわけではありません。

たまたまその時の外見であったりセンスであったり成績であったり、自分の一部分が褒められているにすぎないのです。

けなされても同じこと。

外見や性格をけなされても、自分そのものが無条件に非難されているわけではありません。

「自分の存在自体が嫌だ」と思ったとしても、「自分の存在とは何か」に明確な答えはないから、存在そのものを否定することは誰にもできないですよね。


外見も、性格も、感情も常に変わっていきます。

その「無常」を受け入れてしまいましょう。


「自分の価値などわからなくて当たり前」

「生きる意味などなくて当たり前」

それでいいんです。


ステップアップしなくても、自己実現できなくても、無条件に自分を承認してあげましょう♡

迷う時も、うまくいかない時も、イライラする時も、嫉妬する時も、自分の感情をただ無条件に受け止めてあげよう。

そうすることで、尖った心が、丸く穏やかに温かくなっていきます。


すべては、すべてを受け入れることから(*^^*)

短所を短所で終わらせない

短所って、自分でそう決めつけてしまうから短所なのです。

短所の裏返しは長所とも言います。

国が違えば、価値観が違えば、それが普通だったりむしろ好ましかったりします。


自分の嫌いなところを短所だと思い続けるのも、無くす努力をするのも、長所に変えてしまうのも、全部自分次第です。

別に自分を変えなくてもいいんです。

ただ、自分の勝手な色メガネで自分の価値を卑下するのは止めて、ありのままの自分と向き合いましょう。

 

短所に対するアプローチ

 

①自分のどこが嫌いか具体的に理解する


「顏がブスだから嫌い」じゃなくて、具体的に書き出しましょう。

漠然とした自信の無さからは、不安しか生まれません。

冷静に、自分の姿を解析してみることで、不安から抜け出す道が見えてきます。


例)目が小さい。しかも釣り目だからキツく見える。


②客観的に見つめる


自分が思う欠点は、自分が気にしているだけで、他人から見れば大したことないことかもしれません。

また、逆にメリットがあるかもしれません。

「頭では理解しても嫌なものは嫌だ」と思っていてもいいので、できるだけ客観的に自分の嫌いな点を見つめてみましょう。


例)周りには「全然気にならないよ~」って言われる。

目が小さいと、たるみやシワができにくいし、目が疲れにくい。和風で奥深い雰囲気がある。

そうは言っても嫌だ…


③短所を無くす方法を探す


自分の嫌いな部分が客観的に見えたら、解決法を探してみましょう。

大抵の悩みは、同じ悩みを持っている人が他にも大勢いるものです。

インターネットや本などのリサーチや、専門家に話を聞くことで、欠点を克服する方法が見つかるかもしれません。


例)目をパッチリさせる目の体操があるらしい。

歳を取れば自然と大きくなるみたい。


④無くせないなら短所を活かす


見つけた解決法を実践してみて、悩みが消えればOK。

解決法が見つからない場合や、いくら努力しても短所だと思う気持ちが変わらないのであれば、短所を活かしてしまいましょう。


例)目を大きく見せるのはメイクやアイプチでいくらでもできる。

目が小さいとそれを活かしたメイクもできるから、落ち着いた和風の雰囲気も出せる!


⑤やるだけやったならそれ以上気にしない


短所ばかり気にしているよりも、それを受け入れて笑顔でいる方が、よっぽど魅力的です♡

自分の嫌な部分と向き合い、やるだけやったという事実が、何もせずに悩んでいる時よりも自信を与えてくれるはず。

 

美しいから自信があるのではない。自信があるから美しい(*^^*)